取引先との関係や会社の業績に影響が出ることも少なくありません。, 会社の広報担当者に報告/相談をして、炎上した原因と今後の対応をまとめ、公式なプレスリリースを出すことが鎮火に最も効果的です。 トンボ鉛筆の人事担当、佐藤が送ったメールが炎上 トンボ鉛筆は3月1日に就職説明会の予約を開始、採用業務を開始していました。 しかしその後に東日本大震災が起こります。 4 トンボ鉛筆の長尾弘司が有能な判断で炎上を消した! 4.1 トンボ佐藤の驕り高ぶりは言語道断; 5 トンボ鉛筆佐藤のその後の処分はどうなったのか? 6 トンボ鉛筆で採用担当だったの佐藤佳弘は今クビになった?あるいは会社で出世した? 少なくとも約1600人の氏名や顔写真が誰でも閲覧可能な状態になっていたそうです。 「SNSで炎上、内定取り消し!」といったセンセーショナルなニュースが、年に何回か話題になります。, 問題を起こした個人や企業に対して、ネット上で非難があつまる『炎上』という現象は、採用だけでなく企業活動にも大きく影響を与えます。 不幸中の幸いか、個人・企業の炎上にまで至りませんでしたが、悪用されるリスクの高い個人情報です。, 参考:Facebookを使った内定者フォローのリスクと対策 − エアリーフレッシャーズ, トンボ鉛筆の人事担当者から、選考希望学生に送られたメールがネット上に公開されて炎上する事件がありました。 書類選考を希望される方は、添付の専用履歴書とエントリーシートをご確認いただき、3月15日(火)消印有効でその2枚をセットにし、下記までご郵送ください。直前に説明会へ予約が出来た場合は、ひとまず書類持参でお越しください。会場で通り一遍等の説明・指示はします。その指示が難しい場合は・・・その先は言う必要ないですよね。自分で考えてみてください。, 実はこのメールには内容的にものすごく厳しいというかおかしい内容があるんですね。佐藤佳弘がメールを出した日が3月13日で3月15日ということはたった2日しかないわけです。, 震災で大変な中できるわけないだろ?!というかんじです。そして僕がものすごく腹立たしいのが・・・. ©Copyright 2020 Carat Woman. ネット上での広報活動の一旦を担っている、とも言えるのではないでしょうか。, 採用活動での炎上リスクについて考えるきっかけに、会社の広報担当者と一緒に、会社のインターネット上の広報のあり方について話し合ってみることもいいかもしれません。, 2011年株式会社カケハシ スカイソリューションズ入社。 就活サイト「ミートボウル」の立ち上げ運営に携わり、学生広報を担当。 2012年「就トモCafe」の社会人バリスタとしてボランティアで運営。 現在はフリーランスとしてメディア運営・ライティングに携わる。, Google+で採用面接を“実況中継”して炎上 社員の投稿をネットマイルが謝罪「架空のもの」 – ITmedia ニュース, サマーインターンで内定直結ってあり?倫理憲章から考えるインターンシップのつくりかた. 会社のホームページにアクセスが集中してサイトがつながりにくくなる、電話での問い合わせ対応が増える、などと、通常業務に支障をきたすケースも出てくるでしょう。 2013年4月の読売新聞で取り上げられた記事に、ひやりとした担当者もいたのではないでしょうか。, これは、Facebookで内定者交流を図ろうと、Facebook上にグループを内輪でつくったつもりが、参加メンバー一覧が表に見える状態になっていたことでニュースになりました。 採用活動で学生と接するときのみならず、個人でSNSを活用するときにも、立ち止まって確認してみてください。, もし万が一炎上してしまったら…… All Rights Reserved.

1967年:最高級鉛筆MONO100を販売する。ノベルティとしてつけた消しゴムが反響を呼ぶ。. 当社規定により優遇. これは、2011年3月11日の震災後という時期も相まっての炎上事件です。, 書類選考に進むための提出期限がメール送信の2日後、といった切迫した締め切りにもかかわらず、メール文面には被災学生への配慮は少なく、傲慢ともとれる文面で綴られていました。 特に、不特定多数の学生と接する機会が多い採用担当者のかたがふとしたきっかけから炎上してしまうことも少なくありません。, 今回は、過去のSNS炎上事例を紹介しながら、炎上しない採用活動のポイントをお伝えします。, 当たり前に注意しなければならないことから、SNS慣れしていない採用担当者の盲点をついたケースまで、炎上の理由は様々にあります。 今回はトンボ鉛筆の佐藤が地震(震災)で困っている学生に出したメールが炎上したトンボ鉛筆事件について書いていきます。僕が記事のリサーチをしていて感じたことは人間としていったいどういう神経をしているのだろうか?というです。気になる情報を中心にまとめたので最後までご覧いただけると嬉しいです。, 今回はトンボ鉛筆事件と言われている内容について書いていきます。この事件はいったいどういう事件なのか?ということですが、トンボ鉛筆で学生の採用担当であった佐藤佳弘が東日本大震災の時に就職活動の学生に出したメールの内容がひどすぎるということでネット上で大きく炎上した事件です。, 2011年3月11日に起きた東日本大震災の直後にこのトンボ鉛筆事件と言われる事件が起こりました。この2011年は就職氷河期と言われており、なかなか就職が決まらない中トンボ鉛筆が学生の応募をしたところすぐにその応募が埋まったんですね。, このときの学生の採用担当は佐藤佳弘だったんですが、そんな学生が就職活動中にトンボ鉛筆に就職活動をしていた学生に送った佐藤佳弘のメールが炎上したんですね。, いったい佐藤佳弘は震災に悩んでいる学生にどのようなメールを送ったのか?についてここから書いていきます。, 佐藤佳弘は東日本大震災の直後に地震は大丈夫か?ケガはないか?という内容のメールを送っています。一見すると学生を心配しているように見えるメールですが、実は意味不明です。, 僕の憶測ですが、この当時の東日本大震災の直後はすごく大変な状況だったのでこんなメール来ても大丈夫なわけないだろときっと思ったのではないか?と僕は憶測します。, 連絡手段に関しても必要な内容のみを送るという中でこの佐藤佳弘の出したメール内容は本当に意味不明だなというかんじがします。そしてその後に2通目のメールを出していますが、この内容も意味不明すぎるのでそのことについてここから触れていきます。, この2通目のメールですがまず文頭にこんにちはからはじまりますが、この時点で僕はおかしいなと思います。, ビジネスマンならもう少し違った表現できないのか?と思いますが。そしてこの2通目のメールで1通目のメールは返信しないでいいといっています。当たり前だ。, 誰が返信するんだ?地震や震災でそれどころではないというかんじだとおもいます。そしてこの佐藤佳弘の出した内容というか表現で引っかかるところがあるのでそのことを紹介します。, 非常に厳しい条件をつけさせていただきます。その条件とは1点だけです。 参考:トンボ鉛筆の人事・採用担当が、震災直後に無神経メール − Web広報 炎上しない採用活動のポイント3つ. このメールを受け取った学生が、文面を掲示板に掲載し、それを見たネットユーザーたちからの非難の声が続出して炎上しました。, 採用活動にSNSを取り入れていなくても、インターネット上ではすぐ情報が伝達する時代です。 実況していたアカウントは消え、架空の面接実況だったと報告があったものの、企業の個人情報の取り扱いに不信感が高まった一件でした。, 参考:Google+で採用面接を“実況中継”して炎上 社員の投稿をネットマイルが謝罪「架空のもの」 – ITmedia ニュース, 「フェイスブック(FB)で「内定者」公開状態…採用担当が設定ミス」 弊社採用活動に関する文書の中に、不適切かつ配慮に欠く表現が多々ありましたことを深くお詫び申し上げます。先ず、東日本大震災発生の2日後に、罹災した地域への配慮を欠いたかたちで書類選考用紙等をメールし、締切を15日消印有効としたことは言語道断であります。また、随所に平等を欠く表現もありました。さらに、弊社担当者の立場上の驕り昂ぶりが現れた言葉遣いが随所にあり、重ね重ねお詫び申し上げます。, というように表現しています。このような謝罪の文章が出たことで有能な長尾弘司と多くの人が感じました。まさにこの驕り高ぶりは言語道断という表現は的を得ているなと僕も読んでいてすごく感じました。, そしてこの長尾弘司の謝罪文の中に佐藤佳弘を厳しく指導したというような表現もありました。そこで気になるのがこの佐藤佳弘を厳しく指導したということです。そのことについて調べていきます。, 長尾弘司が佐藤佳弘を厳しく指導したということでその後いったいどうなったのか?ということに関して多くの人が関心を持っています。, 僕もすごく気になるので調べてみました。ネット上では意味不明な表現とも取れる言葉も出ているので最後にそのことについて触れていきます。, 佐藤佳弘のその後の今はどうなったのか?ということですが、実はクビになったのではないか?という情報があるようですが実はクビにはなっていないようです。, ネット上ではクビになったのか?あるいはクビになってほしいという願いからそのような噂が出たようですが、クビにはなっていないようです。, つまり佐藤佳弘はトンボ鉛筆にまだいる可能性が高いということです。逆にこの佐藤佳弘のメールから時間がたっていることからもしかして出世したのではないか?という憶測も出るようですが真相に関してはわかりません。, 佐藤佳弘が今どうしているのか?ということはわかりませんが、確実にこのトンボ事件で会社に損害を与えたことは間違いないということですね。僕的には佐藤佳弘は就職活動を真面目にしている学生の精神にダメージを与えたので、自分がしたモラル違反の因果応報を受けることを願っています。. ましてや、SNSやスマホが浸透している年齢層の学生と、一番近い距離にいる担当者。 このたびの震災で、芸能人やマスコミ関係者、企業の担当者等の失言が、相次いで問題視されている。 そうした中で大きな騒ぎになったものの一つに、トンボ鉛筆の採用担当者の発言がある。 中途採用に関するお問合せ 株式会社トンボ鉛筆 生産開発センター 総務課 〒441-1347 愛知県新城市川田字本宮道68-2 企業としての素早く誠実な対応が、ネット炎上には最も求められる姿勢です。, 採用担当者は多くの学生と接するため、企業の広報担当とも言える立場です。 勤務条件. 社員は採用面接の様子をGoogle+を使って“実況”し、面接に来た人の名前や「噛みまくりだよww」といった評価を投稿。 トンボ鉛筆は現在、日本が誇る大手文房具メーカーです。しかし過去、人事担当の佐藤さんがトンボ鉛筆事件を起こしてしまいました。その後長尾さんによる神対応で事態は収束し佐藤さんは解雇されたと噂のトンボ鉛筆事件、その詳細に迫ります。, トンボ鉛筆とは「書く」「消す」「貼る」「育む」を中心に製造と販売をする、日本人なら誰でも知っているだろう大手文房具メーカーです。, 1913年2月に創立しており、代表取締役社長は小川晃弘さん、資本金は9千万円で従業員数は389名。本店は東京都北区豊島にあり、国内営業拠点は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡になります。, 消しゴムではMONOブランドが有名で1969年に発売開始したプラスチック消しゴム「MONO」は学生時代にお世話になった方も多いでしょう。現在愛用している学生もたくさんいるだろうと思われます。, 有名なのは消しゴムだけではありません。トンボ鉛筆は社名に含まれるように鉛筆も広く知られています。国内産の鉛筆では三菱鉛筆と合わせて約9割ほどのシェアを誇っています。, トンボの商標は1927年から使われました。ロゴマークのトンボの頭は下を向いていましたが2011年にはトップを目指すという意味で上を向いたトンボの新ロゴマークを導入しています。, トンボの羽の部分は∞(無限大)の形となっており無限に成長するという意味が込められていて、現在に至るまでその新ロゴマークを使用しています。, 現在は高級鉛筆(MONOシリーズ)、鉛筆、消しゴム、ボールペンやシャープペン、スティックのり(Pitシリーズ)や修正テープ(MONOテープシリーズ)を主に販売しています。, 2011年3月11日、東日本大震災が起きました。3.11と略されることもあり、日付を聞くだけでも当時を思い出せるほどの大地震です。トンボ鉛筆事件はその最中に起こりました。, トンボ鉛筆はちょうどその頃採用業務をスタートしていました。就職説明会の予約の受付、エントリーシートの配布などを行っていたのですが当然被災者はそれどころではありません。, それなのにも関わらず、就職したいという熱意があれば被災していようと関係ないと言わんばかりの厳しい条件を就活生に突きつけます。それが拡散しトンボ鉛筆事件と呼ばれるようになったのです。, トンボ鉛筆は3月1日に就職説明会の予約を開始、採用業務を開始していました。しかしその後に東日本大震災が起こります。この時、人事担当の佐藤さんが就活生に送ったメールが問題になりました。, コンプライアンス違反とも言える内容のメールを送っており、それがネットで瞬く間に拡散されて、酷すぎると世間で話題になったのです。, トンボ鉛筆事件の始まりは東日本大震災の直後です。東北地方太平洋沖地震、そしてこの地震によって福島第一原子力発電所事故も起こり、日本は未曽有の危機に陥りました。, 東北地方と関東地方の太平洋沿岸部の被害が甚大で、特に岩手県、宮城県、福島県の被害が大きく、場所によっては10メートルを超える巨大な津波が発生しました。, 警察庁の発表によると死者は1万5896人、重軽傷者は6157人、行方不明者は2536人になるそうです。関東大震災、明治三陸地震に次ぐ被害規模でした。, 3月は企業エントリーが始まる時期なので就活生は混乱していました。けれど一般的な多くの企業はエントリーシートの提出期限の延期、筆記試験の延期など、延期といった対応をとっていたのです。, しかしトンボ鉛筆は有名企業でありながら、「学生の都合には合わせない。当初の予定通り選考を行う」と宣言。しかもこの発言は、人事部の一社員・佐藤さんの独断でされたものだったのです。, トンボ鉛筆事件の核とも言えるのがトンボ鉛筆人事担当の佐藤さんが震災後に送ったメールです。, 佐藤さんは被災した就活どころではなくなっている学生や、家族や友人が被災して心を痛めている学生にまで、一律の文章で高圧的なメールを送ったのです。, しかも佐藤さんは震災が起こる前から、就活生に対して煽るような文面のメールを送り、学生からの相談に対しても突き放した対応を続けていたのです。, 2011年3月1日、2012年度の新入社員採用に向けたトンボ鉛筆の会社説明会受付がネットで開始されました。, 有名企業ですから、トンボ鉛筆への入社を望む学生の数は多く、例年も会社説明会には全国からの応募が殺到します。, そのため受付時間と同時に申し込みをしようと待機する就活生が大半で、学生たちは受付開始が何時になるのか、トンボ鉛筆の人事部からの告知を心待ちにしていました。, そして3月11日当日の朝に、就活生に向けて人事部の佐藤さんからメールが一斉送信されました。その文面は、以下の通りです。, 先日ご連絡しました通り、明日3/1(火)に営業職会社説明会の予約が開始となります。, 佐藤さんではなく、同じ人事部の黒川さんから送られたメールですが、これを受け取った時点で就活生の中には「13時ジャストじゃないってどういう意味?」と不安の声が上ったといいます。, ちなみに上の画像は就職サイト「マイナビ」にて掲載されていたもので、中央の女性が黒川さん、向かって左の男性が佐藤さんです。, 説明会予約の受け付けが終了した後、予約がとれた学生にのみ佐藤さんは驚愕のメールを送っていました。内容は以下のとおりです。, 説明会までの時間、みなさんがどんな風に過ごしたかで出来栄えが全然違ってくると思います。, 佐藤さんは説明会の予約が取れた就活生にだけ、このメールとともに前倒しでエントリーシートを配布していたのです。, しかもこの時点では説明会を予約できなかった学生はエントリーシートはいつ貰えるのか発表されておらず、就活生の間に大きな不公平感を生んでしまったのです。, 佐藤さんは説明会予約ができなかった就活生に対しては、以下のようなメールを送りました。, 説明会予約者の方へは、先に書類を渡すと言うメリットを与えました。皆さんには与えてません。, ただ、もし、この間、トンボ鉛筆への情熱を絶やさずに おられた方がいた場合、それが文章となり、私達へ伝達してくれると期待をしています。(伝える努力はしてくださいね。伝えるって本当に難しいです。), 2011年3月11日、東日本大震災が発生した当日、トンボ鉛筆人事担当の佐藤さんが就活生に送ったメールが, というメールでした。当日は未曽有の震災に大混乱で、通信制限がかかっていました。それなのに何故このような特に緊急性もないメールを送ったのかとのちに指摘されています。, その後に続くのは本来なら3月14日に送る予定だった専用履歴書とエントリーシートを一日早い13日に送るという文です。地震による影響を考えてのことでしょう。, 直接的な力にはなれないですが、私自身、都内から自宅のある埼玉まで徒歩で8時間かけて帰宅して、実際の東北の方に比べる程のものではないですが被災の怖さを感じました。, 会社は大丈夫です。揺れは大きかったですが、今のところ大きな事故・怪我の連絡は入っていないです。, 書類選考を希望される方は、添付の専用履歴書とエントリーシートをご確認いただき、3月15日(火)消印有効でその2枚をセットにし、下記までご郵送ください。, 被害が大きかった福島や岩手など東北地方に住んでいる就活生もいるにもかかわらず、明後日の消印でエントリーシートを出せ!と佐藤さんは高圧的な態度で伝えました。, 場所によっては郵便網もライフラインも復活していなかった時期に、たったの3日で書類を書いて送ってこいと要求したのです。さらにメールは、以下のように続きます。, あまりの文章にあっという間にこのメールは拡散され、就活生たちは「血も涙もない」「こんな奴がいる会社、こっちから願い下げだ!」と激怒。, 佐藤さんは短期間に以上のような内容のメールを送り、それがネットを通じて世間に広まり炎上、その後トンボ鉛筆事件と言われ現在も思い出される有名な話を生み出したのでした。, 事件から10年経っても語り継がれているトンボ鉛筆事件ですが、当時、実際に就活をしていた学生たちは佐藤さんの対応にやりきれない怒りを感じていました。, トンボ鉛筆の不買を決意する声や、こんなメール文を書く人が人事なのか!一体どんな会社なんだ?と、トンボ鉛筆の人事そのものに不信感を示す声もあがりました。, トンボ鉛筆事件が収束したのはその後の長尾さんの謝罪文のおかげだと現在でも言われています。対処が素早かったこと、そして内容が的確だったためでしょう。, 3月13日まで送られていた佐藤さんのメールに対してその後、即謝罪文を公開しています。その内容は決して佐藤さんをかばうものではなく、お詫びと佐藤さんの至らなかった点を指摘しているものでした。, 佐藤さんのメールに関して、その後3月14日に当時トンボ鉛筆総務部のゼネラルマネージャーだった長尾さんが自社のホームページに謝罪文を掲載しました。, 佐藤さんがメールを送った翌日には、上の画像にあるように謝罪文と今後の対応についての方針を発表した長尾さん。, 簡潔ながらも学生の立場に立ち、心のこもった謝罪文を掲載したことに対して、就活生からは「神対応」「かっこいい大人」と絶賛の声があがったのです。, また文章の中に「驕り昂ぶり」と就活生の言葉を代弁するような文言もあったため、「佐藤さんってこれが初犯じゃないんじゃない?黒川さんも尻拭いに慣れてそう」とも囁かれました。, 騒ぎとなったその後、長尾さんの謝罪文により事態は沈静化し、事は収まったかのように見えました。事実、現在でもトンボ鉛筆は優良企業と認識されています。, しかしこの事件を知っている人間は少なくなく、現在でも語り継がれています。ネット上では震災があると思いだしてしまうという声もありました。, 長尾さんは神対応をしたと言われていますがそれでも企業のイメージダウンとなってしまったことは否めないでしょう。, 就活生に酷い対応をし、炎上事件を起こしたことで佐藤さんはトンボ鉛筆を解雇されたとの噂も流れました。しかし、これは単なる噂で情報源も定かではありません。, これだけ有名になってしまった人物ですから、本当に解雇されていればそれをリークした人のSNSなり掲示板での書き込みが残っていても良いはずです。, 長尾さんも「厳しく指導」とだけしか発表していないため、この事件が原因で佐藤さんが解雇された可能性は低いと考えられます。, 長尾さんが謝罪文を公示した後、説明会を予約していた就活生に対して「説明会の日時は決まり次第連絡します」という趣旨のメールが送信されました。, そのメールの末尾に佐藤さんの謝罪文のようなものがあったとの噂が流れ、またメールの文章もネットに流出しました。, この文章については、上司に頭を下げさせた直後にこんなもの書くわけがない、捏造だ、という意見も多くあります。, しかし、この気味の悪い文章は間違いなく佐藤さん本人のものだとする声もあり、誰が書いたものなのか、本当にメールの末尾にこのような文章があったのか、真偽は不明です。, この本の著者が「佐藤佳弘」とう名前だったことから、トンボ鉛筆の佐藤さんが解雇処分をされて、体験談を本にしたのでないかと話題になりました。, しかし、この佐藤佳弘さんは、武蔵野大学名誉教授をつとめる全く別の人物であり、本のタイトルがトンボ鉛筆の佐藤さんを連想させるものであったために広まった誤解に過ぎませんでした。, トンボ鉛筆事件は人事担当の佐藤さんが独断で送ったメールがきっかけで起こった炎上事件です。その後の長尾さんの対応を見れば独断であったことはよくわかります。, ですが世間的には佐藤さんの行動はトンボ鉛筆代表者としての行動だったと受け止められています。残念ながら企業の評価は下がってしまいました。, 現在でも話題に上りますし佐藤さんの解雇までの話はネット上で見かけることができます。影響は小さくはなかった、というところでしょう。, トンボ鉛筆事件のその後、事態が鎮静化した現在でもこの話は語り継がれています。事あるごとに話題になっているので完全に噂がなくなる日は来ないように思われます。, 過去の佐藤さんのメールや長尾さんの謝罪文、佐藤さんに対する厳重注意などもネット上で注目されています。このように騒ぎが収まっても噂話は消えないのです。, そのことを考えると迅速な対応で事態を収束させた長尾さんの判断は正しかったのでしょう。下手をしていれば現在のような状況では済まなかったかもしれません。, 2011年以降、大雨が降る、地震が起きるなど自然災害が起きるたびに「トンボ鉛筆の佐藤です。〇〇の方は大丈夫でしたか?」とネタにされるようになってしまった、トンボ鉛筆事件と佐藤さん。, 2020年のコロナ禍においてもそれは健在で、SNSや掲示板ではトンボ事件のコピペネタが大量に投下されました。, また、コロナが流行しだした時期がちょうど3月初旬からだったために、上のように第二の佐藤さんの登場を期待する声も出ていましたが、現時点でトンボ鉛筆事件のような事例は起きていない様子です。.